・・・顔面マッサージの手引き・・・
 顔面麻痺側の血行促進と筋肉萎縮予防のために、顔面マッサージを行いましょう!ちなみに、私はフェイシャルエステのつもりで毎日やっています。(^^)
施行上の注意
  
1)マッサージ施行時は、手洗いをしましょう。コールドクリームなどを使用すると、マッサージがスムーズに行えます。
2)マッサージは鏡の前で施行しましょう。はじめは1日1回、慣れてきたら1日2〜3回行いましょう。
3)麻痺側が健側にまけて引っ張られてしまう時は、健側を指で押さえながら練習をしてください。
4)顔面にこわばり感がある人は、温湿布を施行してください。温湿布はいつでもよいが、マッサージ前に行うと効果的です。
5)1から14のマッサージを20回ずつ(1回を1〜2秒かけて)行いましょう。疲れるようなら、5〜10回位にしてください。
6)麻痺側の筋肉が上手く動かない時は、自分の指で補助しながら行ってください。
7)15、16は暇な時に練習してください。
  
マッサージの方法
  
1:頭の位置を変えずに、力いっぱい上をみて、額にしわをつくる。
2:顔をしかめて、眉と眉の間にしわをつくる。
3:眼をかたく閉じる。
4:鼻の上にしわをつくる。
5:口笛を吹くときのように、くちびるをつきだす。
6:口角を上に引き上げる。
7:くちびるを合わせて、えくぼをつくるようにする。
8:あごの先に梅干しの種をつくる。
9:鼻の下を長くするように伸ばす。
10:首を長くするように伸ばして、「イーダ」という。
11:ほおをふくらませる。
12:上下のくちびるを合わせて、空気を吹き出しながら、ブルンブルンとくちびるを震わせる。
13:眼球を上下、左右に動かしたり、くるくる回す。
14:練習の終わりに、指の腹で顔を3回繰り返しなでる。
15:鼻の下と上くちびるの間に、鉛筆をはさむ。
16:下くちびるをそらせて、マッチや鉛筆をぶらさげる。